お見積もり・相談

2026年8月21日 | 撮影・式典・イベントの発注ご担当者へ

誰が現場に来るのか|着付け師の選ばれ方と、現場での振る舞い

誰が現場に来るのか|着付け師の選ばれ方と、現場での振る舞い

段取りは固まった。人数も、時間も、衣装も決まった。それでも最後に残るものがあります。

——その日、誰が来るのか。

タレントや役員の近くに立ち、身体に触れ、公開前の現場を見る仕事です。素性の分からない人を入れるわけにはいかない。発注のご担当者が言葉にしにくいのは、たいていこの部分だと思っています。

着付け師は、応募すればなれるわけではありません

弊社の着付け師は、応募をいただいてから、書類の審査、面談、登録という段階を踏みます。技術があることは前提で、そのうえで現場に出られるかを見ています。

登録が済んだ方に、はじめて現場をお願いします。全国70名以上のネットワークは、この段階を通った方だけで構成されています。

その上に、認定の階段があります

着付け師として現場に立つ方の中から、認定講師、上級認定講師へ進む道があります。認定講師は、教える側に回る人です。

技術が個人の中だけに留まらず、次の着付け師へ渡っていく。この仕組みがあることで、特定の一人に依存しない体制になります。急な増員や、同時進行の現場にも応じられるのは、そのためです。

技術より先に、時間を守れるかを見ています

コンテストや撮影の現場で、いちばん強く伝えているのは時間厳守です。

タレントさんのスケジュール、舞台の出番。仕上がりが遅れれば、影響は着付けをしている部屋の外へ広がります。次の工程が押し、待つ人が増え、その日の進行そのものが崩れる。着付け師の遅れは、着付け師だけの問題では終わりません。

そのうえで、美しさをはじめとする高度な技術が求められます。弊社の認定着付け師が限られた人数なのは、この両方を満たす方だけを通しているからです。

「できない」と手を挙げる人には、お願いしていません

現場で「できません」と手を挙げてしまう方には、お願いできません。

着付け師は、その日だけ呼ばれた外部の人ではなく、現場のスタッフの一員です。最高の結果が出せるよう最善を尽くせること。そして、どんなハプニングが起きても臨機応変に動けること。人選では、ここを最優先しています。

衣装が届かない。人数が変わる。進行が前倒しになる。想定どおりに進む現場のほうが少ない、というのが実感です。そのときに止まらない人かどうかを見ています。

見聞きしたことは、外に出しません

現場で見たこと、聞いたことを口外しないのは、当たり前のこととして徹底しています。

弊社が写真や記事を掲載する場合も同じです。演者・出演者のマネージャー様、あるいは事務所の社長様に、必ず許可をいただいたものだけを出しています。許可のないものは、実績としても公開しません。

着せて終わりではありません

法人のお客様の現場では、撮影に同席し、監督役の着付け師が着姿を細部までチェックしてお直しします。

とくに、メディアの囲み取材の前。衿合わせが開いていないか、ほかに着崩れが出ていないかを、細かく確認します。カメラが並ぶ前の数十秒が、写真に残る着姿を分けます。

待ち時間が長く、お疲れが出ているときには、一度お脱ぎいただいて着付け直すこともあります。長時間の撮影、屋外、動きの大きいカット。衿元や裾は必ず動きます。その場で直せる人がいることが、そのまま撮り直しの回避になります。

体制の詳細は「着付け師は何名必要?|見積もりを取るときに、伝えるべき3つのこと」でお伝えしています。

万一のときの備え

着付け作業中に、弊社の責めに帰すべき事由で衣装を破損・汚損した場合の弁償について、あらかじめ定めがあります。1回のご依頼につき合計100万円を上限としています。

1点あたり100万円を超えるもの、ご家族から受け継いだ着物、アンティークなど価値のあるものが含まれる場合は、ご予約時に事前にお申し出ください。詳しくは「着物・帯・小物は、どちらが用意する?|衣装まわりで当日止まらないために」に整理しています。

「何百人でも、乱れない。そして、時間内に」

  • 大規模な催しで、200名規模を美しく送り出した実績。
  • 着付け師1名で、14名を時間内に仕上げた実績(衣装の種類と拘束時間の条件によります)。

全国70名以上の着付け師ネットワークで、地方ロケや急な増員にも対応します。

まずは、現場のことをお聞かせください

どんな現場で、どなたに着せるのか。それが分かれば、どの着付け師をお出しするかまで含めてご提案します。「こういう現場だけど対応できる?」の段階で構いません。

法人向けサービス・ご相談はこちら
← コラム一覧へ